まず、耶馬溪の貴重な建築物の保存と活用方法について話し合いました。
耶馬溪ダムがウェイクボードの競技場として有名なことと、サイクリングロードに新たにタイトなコースを作り、
アスリート向けのトレーニングの場として活用するなど、自然の中でスポーツを楽しむことと地域の活性化をつなげる提案が出ました。

その後は、建築士会に建物の相談をされた方が加わり、相談内容についてアドバイスを行いました。
建物の相談は建築基準法のみで解決できない場合が多いので、弁護士や土地家屋調査士などの協力も必要です。
今回の相談もそういった要素を含んでいましたが、最終的には当事者が感情的にならず前向きに考えることで、解決できないにしても悪い方向に向かわないようにすることが重要だと思います。

今回のような相談を水曜喫茶室で行うことはイレギュラーですが、実務でも必要な経験なのでたまにはいいかもしれません。

次回は8月12日の予定です。