今回のテーマは「温故知新」〜歴史は技術によって継承される〜でした。
 昔の良さを再認識し、現代の技術と融合すればもっと素晴らしい建物ができるのではないか?
 という開催趣旨です。

分科会は
   第1分科会 : 万葉のふるさと大宰府歴史散策(周辺建物見学会)
   第2分科会 : 国立博物館巡り(バックヤードツアー、常設展示)

   第3分科会 : 100年後の住宅をどうするか?(講師:吉田桂二氏)
   第4分科会 : これからの住まい方・・・支えあう暮らし(ワークショップ)

中津支部のメンバーも各分科会に分かれ勉強?して来ました。
 私の他4名は第3分科会に出席し、吉田桂二先生のお話を拝聴しました。
 お話では、設備機器類の過剰な使用をせず、資源エネルギーの浪費をやめ、
 有害薬品・接着剤を使用している材料を使わないなど≪物に支配されない生活≫
 を基本とする木造住宅を提唱しています。
 
    具体的には、
     1. 門は造らない
     2. 広がり空間
     3. 架構を露出する・照明間接化
     4. 架構を計量化する
     5. 小さく造る 平面・立体
     6. 内々空間の融合
     7. 内外空間の融合
     8. 通風を第一主義
     9. 全て引き戸とする
     10.大型収納部とする
     11.空調機は1台とする
     12.ローコスト化
 

  ローコストとは坪単価を安くすることではなく、
  工夫によってバランスのとれた建物とすること
  だそうです・・・。なるほどと思うところが多くあり、
  今後の参考になりました。

女性部の皆さんです。(国立博物館内で)

九州パッションinふくおか

に参加しました!!

翌日、白井晟一氏の愛弟子である柿沼守利氏設計の
光圓寺を見学しました。木目を生かした型枠コンクリート打ち放し仕上げと洗練されたデザインで心地よい空間をかもし出していました。

2月24日(土) 「九州パッションinふくおか」が開催され九州、沖縄各県から総勢702人が参加し、
盛大に行われました。
中津支部では12名が参加しました。