建築士が工科短大の先生に・・・ 【その2】

大分県立工科短期大学校から外部講師の要請を受け、士会有志で
分担して行うことになりました。
初めての経験で悪戦苦闘、その奮闘振りをご紹介します。

    

 平成20年6月23日〜9月12日まで
 ■月曜 建築計画T      2限(10:30〜12:00)  担当:三雲
 ■火曜 建築設計実習U 3・4限(13:00〜16:10)  担当:椛田
 ■金曜 建築設計実習U 3・4限(13:00〜16:10)  担当:工家


6月23日(月) 建築計画T(10:30〜12:00)     担当:三雲

大分県立工科短期大学校の外部講師、トップバッターは三雲支部長。
2年生12名の授業で、建築計画の実務についての基礎的な知識を分かりやすく丁寧に説明していました。
人前で話をすることに対しては百戦錬磨の三雲支部長でも、無反応の学生たちを前に最初は少し戸惑っていたように見えましたが、次第に自分のペースをつかみ、徐々に彼らの気持ちを引き付ける話術はさすがと思いました。
途中、学生からの質問もあり、彼らの建築に対する関心の深さが伺えました。

【終了後の感想】
1時間半は長かった。次は具体的に説明していこうと思います。と、意欲満々でした。

 




6月24日(火) 建築設計実習U(13:00〜16:10)     担当:椛田

最初は、椛田さんも学生さんも緊張ムードで、しかも、椛田さんの講義内容が少々難しいせいもあって静かなスタートでした。
でも1時間もすると双方慣れて、わからないところは手を挙げて質問する場面もありました。
 
後半は、CADを使っての製図演習でしたが、学生さんは操作スピードも速くCADに関してはかなり使い込んでいるようでした。
前半の時間の流れの遅さにどうなるかと思いましたが、後半は結構時間が過ぎるのが早く感じました。
 
さー次回はどうなる事やら・・・・

 




6月27日(金) 建築設計実習U(13:00〜16:10)     担当:工家

金曜の午後は、施工作成演習との選択のため、半数の学生を対象とした授業でした。
椛田・山村・長谷川が工家さんの授業の見学をしました。

前半は、RCの概要の基礎的な説明で、入念に下準備をしたのでしょう非常に分かりやすい講義でした。黒板の説明を熱心に書き写す学生がほとんどでした。ふいに質問が出て、ちょっとタジタジな場面もありましたが難なくクリア。

15分の休憩後、後半は実習室で、製図の基礎演習、線の引き方など、製図の基本を練習しました。学生は、講義より実習の方が生き生きしていたようでした。

内容が予定より早く進みすぎたかも、と言っていた工家さん、だんだんと本当の先生のように見えてきました。