キャラハン邸見学会


平成20年7月31日(木) 日本文理大学(大分市)のキャラハン邸を見学しました。

平成4年に中津市から移築復元された旧宣教師館キャラハン邸、当時移築に際して建築士会として調査した経緯もあり、”16年ぶりの再会”として見学会が行われました。


現存する明治の宣教師住宅では西日本唯一

キャラハン邸は、明治時代にキリスト教布教のため来日したアメリカ人宣教師ウィリアム・ジャクソン・キャラハンが大分県中津市に赴任した際に建てた洋風住宅を移築復元したもので、当時の典型的アメリカ式住宅です。
建物はキャラハン氏の指導により日本人大工が建てたといわれ、木造二階建て、延べ311.75平方メートル。瓦ぶき寄せ棟屋根、レンガ造りの3本の煙突、また、下見板張りに白のペンキを塗った外壁、鎧戸付きの上げ下げガラス窓など、当時の日本住宅とは全く違う斬新な洋館は、人々にまだ見ぬ異国への夢を与えてくれました。
正確な建築年代は不明ですが、明治36年(1903)5月13日以前に建てられたのは確実で、これは現存する全国15の明治の外国人宣教師館でも古い部類に入るもので、建築学的にも高く評価されています。

                                   日本文理大学国際交流室より



移築前のキャラハン邸 現在のキャラハン邸


現在のキャラハン邸は、同じ建物と思えないほどきれいになっており、昔の古い建物の記憶が
強いせいか多少違和感を感じた人も多かった思います。
しかし、復元工事の大変さと工夫のあとが、いたるところでひしひしと感じました。

※残念ながら、内部は撮影禁止でした。