建築士が工科短大の先生に・・・ 【その4】

 後 期 前 半 編 

大分県立工科短期大学校から外部講師の要請を受け、士会有志で
分担して行うことになりました。
初めての経験で悪戦苦闘、その奮闘振りをご紹介します。

  

 平成20年10月1日〜12月11日まで
 ■月曜 建築設計実習U 2年生 3・4限(13:00〜16:10) 担当:椛田・工家
 ■火曜 住居論       1年生 3・4限(13:00〜16:30) 担当:是本
 ■水曜 住居論       1年生   2限(10:30〜12:00) 担当:中尾
 ■金曜 住居論       1年生   2限(10:30〜12:00) 担当:山村


10月8日(水) 住居論(10:30〜12:00)       担当:中尾

中尾さんにとって今日が2回目の授業です。
今日はプロジェクターを使っての授業、図面や写真を使って分かりやすく講義を進めていました。
教材は自宅。実は中尾さんは自宅を手造りで建ててしまったのです。
計画から完成まで工程に沿って写真や図面で説明したり、現場でのエピソードや苦労話など自らの体験談のため、説得力のある授業でした。
真剣に聞いている学生がほとんどでしたが、部屋を暗くしているので眠たそうな学生もいました。

 





10月7日(火) 住居論(13:00〜14:30)       担当:是本

授業開始前から学生たちとコミュニケーションを取っていた是本さん。
講師初体験でしたが、流暢な話しぶりに緊張のかけらも感じさせませんでした。
                              (実はかなり緊張していたはず)
まず自己紹介のあと、テーブルをくっつけてのミーティング形式で講義を始めました。
士会の講師の中で一番学生と年が近いこともあり、親近感を覚えたのか終始なごやかな雰囲気で、みんな生き生きとしていました。
建築と言えば堅い話が多い中、このような進め方は建築に興味を抱かせるいい方法かもしれないと思いました。

 





10月3日(金) 住居論(10:30〜12:00)       担当:山村

1年生9人の少人数の授業で、山村さんの講義は緊張している様子もなく堂々としていました。
学生に資料を配らずに黒板に書きながらの講義は、目を前に向けさせると言う意味ではいい形だと思いました。夢中になって話をしているので、漢字を ど忘れ? の場面がちらほら。しかし、さらっとかわして講義を続けていたのはさすがでした。
初回の講義内容は、家を建てる上での設計事務所の役割(設計事務所の仕事とは)・工務店やハウスメーカーについてなど 分かりやすい内容で、学生たちは熱心に聞いていました。